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革を知ってセンスを磨こう!革製品のイメージを決める「色」

投稿日:2018年12月14日 更新日:

持っているレザー製品のイメージが決まるといっても過言ではないのが、
革製品の「色」ではないでしょうか?

ブラック、ホワイト、グレーは、どんな色とも相性が良くて、
コーディネートがしやすいので失敗しないためには、
この3色から選ぶのが無難ですね。

でも、個性をだしたいのなら冒険してみることも必要ですね。

そんな革製品の「色」を知ることで、
他人と差がつくレザーアイテムを見つけることができて、
一生付き合っていけるお気に入りの革製品と出会えたり、
プレゼントされた人から喜んでもらえるようになりますよ。

革を染め方や特徴の知識武装をしてセンスを磨きましょう!

レザーの色は、革そのものの色ではなく、薬品によって染められた色なんです。

レザーの染め方は大きく分けて
「染料仕上げ」と「顔料仕上げ」の2つあります。

ヌメ革のように、ほとんど染料を使用せずに
革の表面にオイルやワックス、シリコンなどを塗って
皮革素材そのものがもつ色を生かしたものは「素上げ」と呼ばれます。

染料仕上げと顔料仕上げ、それぞれの染め方の特徴をまとめてみました。

染料仕上げ(アニリン仕上げ)

染料で革の繊維を染めていく方法です。

革にあるシワ・キズ・トラ・血筋などが残ったまま染めることができるので、
銀面(革の表面)の様々な表情はそのままで、しっかりと染めることができます。
さらに革の断面や床面(革の裏側)にも色がついています。

表面に傷がつきやすいのですが、内部まで染まっているため
傷がついても馴染むと目立たないのですが、
耐水性が低いために色落ちしやすく、雨染みなどがおきやすくなります。

革らしさ、革本来の味わいといったところで染料仕上げの革は非常に魅力的ですが、
製品1つ1つでシワやキズなどの特徴や位置、数が異なったり、
ロット間で色の違いがでてくることが多いということも知っておいてくださいね。

なかでも「タンニン鞣し・染料仕上げ」は
レザーを育てる経年変化を楽しむのに最適なレザーといえます。
クロム鞣しは、経年変化が少なくなります。

革本来の表情や変色などを避けたいのであれば、おすすめではありません。

メリット

  • 革本来の表情を楽しめる
  • 傷つきやすいが、目立ちにくい
  • 断面(コバ)の処理がしやすい
  • 一枚革の製品が作りやすい
  • 革の色合いや質感の変化を楽しめる
  • 自然な風合い、手触りである

デメリット

  • 動物本来のシワやキズなどがある
  • 染めムラがでやすくロット間で色の違いがある
  • 使っていると色が変わってくる
  • 水に弱く色落ちや雨染みなどがおきやすい
  • 黒や茶などの色が多く鮮やかな色を表現しにくい

顔料仕上げ

革の表面に色をつけていく方法になります。

革本来の表情が目立たないので、キズやシワがあっても
銀面(革の表面)の仕上がりは綺麗になります。

銀面に色をつけているので表情が隠れてしまい、
経年変化しているのですが変化に気づきません。

革製品を買ったのに経年変化がおきないと後悔しないために、
購入するときには注意してくださいね。

傷やシワなどが少なくて傷もつきにくいので、
買ったときの状態を保ちながら長年使っていきたいと思っているなら
最適なレザーといえます。

色が鮮やかになり過ぎたり、革らしい自然な手触りがなくなることもあります。

メリット

  • 革本来の表情を目立ちにくくできる
  • 色落ちがしにくい
  • 長年使っても色の変化は少ない
  • 傷がつきにくく多少の耐水性がある
  • 着色が均一でロット間での色ぶれが少ない
  • 鮮やかな色や艶のある色を表現できる

デメリット

  • 革本来の表情があまりでない
  • 色が鮮やかになり過ぎることが多い
  • 革らしい自然な手触りがなくなることがある
  • 一枚革の製品が作りにくい
  • 耐光性、耐熱性で染料仕上げに劣る
  • 深い傷や割れが入ると下地の色が見えてしまう

染料仕上げと顔料仕上げの違いについて

革らしい風合いがあるのが染料仕上げ

色鮮やかでキズなども少ないのが顔料仕上げ

染料仕上げと顔料仕上げ、どちらの染め方にもメリットデメリットがあって、
どちらが良いか悪いかというよりも、
どちらの仕上げが好きなのか、自分の使い方にあっているのかということが
革製品を選ぶ基準になりますね!

例えば・・・

一般的に革好き!という人に訊くと、
やはり革の風合いがあり、革らしい経年変化も楽しめるという理由で、
染料仕上げの製品を好む方が多いようです。

デザイン性のある製品を数多くリリースしたり、均一な品質を求められている
高級ブランドでは、ほとんどの革製品が顔料仕上げになっています。

この二つの方法を応用して、染料(アニリン)と顔料を混ぜることで、
染料仕上げの特徴と顔料仕上げの特徴を合わせた仕上げとして
「セミアニリン仕上げ」というものもあります。

これから革製品を選ぶときには、染色の方法だけでも性質や見た目も違ってくるので、
革の着色方法にも注目して製品選びを楽しむことができると思います!

そうして、一生付き合っていくことができる愛着の湧いた自分だけの革製品と
巡り会うことが、長く革製品を楽しむコツなのかもしれませんね。

 

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